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【建築CAD検定2級試験対策】寸法の書いていないところの測り方

この記事は約3分で読めます。

今回は、建築CAD検定2級の寸法が書いていないところの測り方について説明します。

壁や建具

壁や建具は455の倍数になっていることが多いです。

これは、この試験が木造住宅であり、平面図の寸法をみると、基本モジュールが910mmになっていることが読み取れます。

実際に平面図を定規で測りますが、正確に壁の中央から測る必要はありません。以下の4パターンを抑えておけばOKです!

定規での実測値 図面の寸法
約5mm 455mm
約10mm 910mm
15mmより少し短い 1365mm
20mmより少し短い 1820mm

455の実測例

910の実測例

1365の実測例

1820の実測例

建具の設置方法

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次は建具の設置方法です。

壁からの位置がわかったら、建具は壁芯から75mm離れたところに建具の開口部が来るようにします。

これは、建具幅+150mm(壁厚)が455の倍数になることがほとんどだからです。

図解するとこんな感じです。

実際の建具はこんな感じです。

あと、壁厚の150mmを足しても455の倍数にならない建具もあります。

例えば、浴室や洗面室のサッシュなど、W-350とか400とか。

この建具は左右どちらかをグリッドから75mm離れたところに設置するとよいです。左右どちらがいいかは、定規で測り、455の倍数の方に置きます。

このように、グリッドから75mm離れたところに建具を置くことを、このサイトやCADゼミの動画では「建具をグリッドに乗せる」と表現しています。

寸法の書いていない建具は決め打ち!

室内建具は玄関ドア以外、ほぼ寸法が書いていません。

基本はグリッドに乗せて書きます。以下の建具幅を覚えておきましょう。

  • 片開き扉
    • 760mm
  • 親子ドア
    • 1215mm
  • トイレドア
    • 650mm
  • 片引き戸
    • 760mmの片開き扉を使って作成
  • 両開き扉
    • 760mmや1215mm
  • 引き違い戸
    • 1670mm

設備機器・家具など

キッチンやコンロ、シンク、バスタブなどなど、寸法が書いていないものが多いです。

こちらも定規で実測します。最小値が25mm程度です。これもざっくりでOKです。試験では100mm以内の誤差は認められているので、450mmか500mmかは悩む必要はありません。

過去問やテキストで、事前にサイズを確認しておくのも一つです。

最近の問題は、ほぼ同じサイズで出題されているので、本番では軽く定規を当てて確認のみでOKです。

また、サイズは一気に測るのが良いです。測って、作図して、測って、作図して、、、は効率がよくありません。

必要な箇所を自分でわかるように寸法を入れておきましょう。

こんな感じです。

動画にまとめました

今回の内容を動画にまとめましたのでぜひご覧ください。

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