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AutoCAD入門:フィレット(FILLET)コマンド

この記事は約3分で読めます。

AutoCAD入門シリーズ、今回は「フィレット(FILLET)」コマンドです。

半径を指定して線分が交わっている角を丸めたり、線分で角を作ったりすることの出来るコマンドです。

Jw_cadでは、角を丸めるのは「面取り(丸面取り)」、角を作るのは「コーナー」コマンドとほぼ同等です。

AutoCADでのフィレットその1

以下の図面のように、半径を指定して角を丸めることができます。

AutoCADでのフィレットその2

2本の線分を90°でつなげて角を作ることができます。

フィレットコマンドの呼び出し方

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では、コマンドの呼び出し方から。

ホームタブの「修正」にある「フィレット」を選択します(文字は書いてない)。

または、キーボードから「F(大文字でも小文字でも可)」と入力すると、クロスヘアカーソルのそばにコマンドの候補が表示されるので「F(FILLET)」を選択します。

半径を指定して角を丸める

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2本の線分を半径を指定して角を丸くします。線分はつながっていてもつながっていなくてもOKです。

フィレットコマンドを実行すると「最初のオブジェクトを選択または」と表示されます。

1本目の線分をクリックすると選んだ線が青く表示されます。

「2つ目のオブジェクトを選択、または・・・」と表示されます。このとき、コマンドウィンドウで半径を確認してください。前回使った半径が表示されています。

今回は半径値を変更したいので、右クリックして「半径」オプションを選択します。

半径を入力するボックスが出てきます。今回は30と入力します。これで半径30°で丸めることができます。

 

半径を入力したらEnterキーまたはスペースキーを押します。

※半径はフィレットコマンド実行中に「Rオプション」でいつでも変更することが可能です。

再度「2つ目のオブジェクトを選択、または・・・」と表示されますので、もう一方の線分上にマウスを持っていくと線色が青くなります。

クリックすると実際に角が丸く作られます。

2本の線分を90°でつなげて角を作る

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2本の線分を90°でつなげて角を作る方法です。

フィレットコマンドを実行すると「最初のオブジェクトを選択または」と表示されます。

1本目の線分をクリックすると選んだ線が青く表示されます。

「2つ目のオブジェクトを選択、または[Shift]を押しながらコーナーを適用・・・」と表示されます。

で、Shiftキーを押しながら2本目の線分上にマウスを持っていくと線が青くなり、90°でつながっています。

マウスをクリックすると線分が確定します。

図形が交差しているときのフィレット

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図形が交差しているときにフィレットコマンドを実行する場合は、残したい側の図形をクリックで選択する必要があります。

フィレットコマンドのまとめ

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  • 半径を指定して角を丸めたり、線分と線分をつなげて角を作るコマンド
  • ホームタブの「修正」にある「フレット」選択(文字は書いてない)
  • キーボードではFF(FILLET)
  • 2本めの線分を選ぶ前に半径を指定する(Rオプションでいつでも指定可能)
  • 2本めの線分を選ぶときにShiftキーを押しながら選択するとコーナーを作ることが出来る

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