一般社団法人全国建築CAD連盟が実施している「建築CAD検定試験2級」についての記事です。今回は2018年10月から2019年10月の間に行われた過去問が掲載された「建築CAD検定過去問題集2020年度版」を購入したので、その概要についてまとめてみました。
※発売日が2020年2月1日で、数日後には入手していたのですが、記事にするのをすっかり忘れてしまっていました・・・(^^;
過去5回分(2級・3級・4級)の問題が掲載!
准1級については、過去2回、2級・3級・4級については過去5回分の問題と解答例が掲載されています。
試験回 | 日程 |
第74回 准1級・2級・3級・4級 |
2018年10月 |
第75回 2級・3級・4級 |
2019年1月 |
第76回 2級・3級・4級 |
2019年4月 |
第77回 2級・3級・4級 |
2019年7月 |
第78回 准1級・2級・3級・4級 |
2019年10月 |
試験は准1級が毎年1回、10月に開催されています。
2級・3級・4級は、1月、4月、7月、10月の年4回の開催ですが、1月と7月は団体受験のみ、また、4級は高校の団体受験のみになっています。
建築CAD検定試験2級の出題内容について考察
このサイトでは建築CAD検定の2級をメインに解説などを行なっているので、今回も2級について見てみました。
平面図は2019年度にくらべ、意地悪な問題が少なくなった気がします。また、設備機器、家具などはパターン化されており、寸法なども統一感があります。
立面図は基本は東西の切妻ですが、それに寄棟が合わさった形状の屋根が多く見られました。
今後もこの傾向が続くのかもしれません。
この検定は2級、3級、4級とも、過去問を何度も練習することで、CAD自体の操作も早くなりますので、とにかく繰り返し練習することをお勧めしまします。
また、2級は1/100平面図や屋根伏図、断面図、透視図などの図面から、1/50平面詳細図と1/50立面図を書き起こす試験なので、図面を読み取る力も要求されます。
こちらは各図面を理解しながら書いていく必要がありますが、これもパターンが決まっているところが多いので、基本のパターンをしっかり身につけるのがいいと思います。
なお、今回入手した問題集は一般社団法人全国建築CAD連盟のサイトから購入することができます。一般の書店などでは販売されていないのでご注意ください。
金額は定価2,550円(税込)で送料+発送手数料が別途510円(税込)かかります。
建築CAD検定2級に合格するために必要なことまとめ
建築CAD検定2級に合格するために必要なことは別ページにまとめてあるのでごらんください。
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